デジタルとの出会い

1997~9年ごろ。

デジタルとの出会いはアシスタントとして勤務していたスタジオ。当時のスタジオはすでに画像処理部門がありデジタルの導入は早い方でそこで導入したデジタルカメラはダイコメット社のBigshot。確か1000万円ぐらいする(正確にはわからん)カメラだったと記憶している。4X5につけるタイプ。6x6の正方形CCDで確か600万画素〜1000万画素ぐらいだったような、RGB3回露光の3ショットタイプ。

そのカメラの画像の美しさにびっくりし、これからの世の中は「デジタルカメラになる!」と確信するが、デジタルのアシスタントに入るのが当時は嫌だったなぁ。というのも、デジタル撮ってから抑えでフィルムも撮るので時間がかかること。カメラがしょっちゅう止まること。まあ、最大は担当カメラマンが嫌いだったこともあるが、なんせ嫌だったが、かなり貴重な体験をした事はありがたかった。

ちょうど臨時収入があり、デジタルに触れた事によって、ハッセルブラッドを買おうと思っていたのをやめ、まずはパソコンを覚えようとPowerMac 7300/180を購入。デジタルの世界へと足を踏み入れることとなった。


PowerMac 7300/180はメモリ256MB、HDD2GB、一緒に三菱17インチモニター、640MBMOドライブ、EPSONのA3プリンタ、アグファのA4フラットヘッドスキャナを購入。結構高かった。先輩カメラマンからそんな高スペックで何すんの?と言われた記憶がある。すぐにメモリ400MB、グラフィックカードを足して17インチ2台のツインモニター、CD-Rドライブを導入。当時のマックは拡張カードで増設できたり、CPU変えたり出来て、結構楽しかった。何回もOSの再インストールしたり、Linaxインストールしたりして遊んでいたなぁ。インターネットへの接続もこの頃。モデムは28.8kbps、ポストペットが流行ってた頃。Photoshopのバージョンは4だった。画像処理部門でフィルムをスキャンしてもらって、Photoshopでいじってみる。なんとなくPhotoshopに馴染んでいく。


1999年にアシスタントやめてフリーカメラマンとなるが、駆け出しの頃は先輩カメラマンのアシスタント兼デジタルオペレーターとして使ってもらえたおかげで、今までなんとか写真業界にいれたと思う。
















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